仮放免の子どもたちの絵画・作文展を同時開催します

 仮放免の子どもたちが描く「家族の絆」絵画・作文展を、「マイスモールランド」上映会にあわせて、同時開催いたします。

 この展覧会は、「入管を変える!弁護士ネットワーク」様が、企画され、今年8月19日に日比谷図書文化館で開催されたのを機に、各地で公開されています。

(参考:https://www.buzzfeed.com/jp/sumirekotomita/painting-essay-kids)

 「仮放免」とは、難民申請中などで在留資格がない外国人に対し、出入国在留管理庁が、一時的に入国管理施設での収容を解いた状態のことをいいます。

 仮放免の状態では、住民票登録や国民健康保険の加入、就労の権利も認められません。差別や迫害などから命を守るために国を離れた彼らは、苦しい生活を強いられながらも日本で暮らすことを望んでいます。

 幼い頃に家族とともに日本に逃れ、または日本で生まれ、日本人と同じ学校で学ぶ子どもたちであっても、進学や就職などの将来の夢を描くこともできず、なかには親が強制的に帰国させられ、家族が引き裂かれてしまうこともあります。

 絵画・作文展では、日本で家族といっしょに暮したいと願う子どもたちの絵画29点、作文12点が展示されます。笑顔の奥にある子どもたちの想いを、感じてください。

 入場は無料です。映画をご覧になる方は、別途料金が必要となります。

 多くの方のご来場をお待ちしております。